就職活動や転職、実務に役立つ人気のIT資格とは?【2025年版】

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ビーバー
管理人
大阪在住。副業では、ブログ歴11年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作に取り組み、本業では大手ITメーカーのエンジニアとして働いています。このサイトでは「行動したいけれど、何から始めればよいか分からない」という方に向けて情報を発信します。「自分を変えるための最初の一歩がここにある」と感じていただけるようなサイトを目指しています。

2025年9月現在、日本国内で就職活動や転職、実務に役立つとされる人気のIT資格を、分野別に以下のようにまとめました。

クリックして読める「目次」

初心者向け・IT全般

1. ITパスポート試験(国家資格)

  • 概要:ITの基礎知識(経営・管理・技術)を広く学べる。
  • 対象:IT未経験者、学生、一般社会人。
  • 難易度:★☆☆☆☆
  • 学習時間目安:50〜100時間
  • 合格率:約51% 

2. 基本情報技術者試験(国家資格)

  • 概要:ITエンジニアの登竜門。プログラミング、ネットワーク、セキュリティなど広範な知識を問う。
  • 対象:IT初心者〜初級エンジニア
  • 難易度:★★☆☆☆
  • 学習時間目安:100〜200時間
  • 合格率:約40% 

プログラミング系

3. Oracle認定Javaプログラマ(ベンダー資格)

  • 概要:Javaの文法・設計・応用力を段階的に証明(Bronze〜Gold)。
  • 対象:Javaを使う開発者
  • 難易度:★〜★★★
  • 学習時間目安:50〜200時間 

4. Pythonエンジニア認定試験(民間資格)

  • 概要:Pythonの基礎・実践力を証明。AI・データ分析分野でも活用。
  • 対象:Python初心者〜実務者
  • 難易度:★〜★★★
  • 学習時間目安:30〜80時間
  • 合格率:基礎76%、実践48%

ネットワーク・インフラ系

5. Cisco技術者認定(CCNA・CCNP)

  • 概要:ネットワーク設計・運用に関する国際的ベンダー資格。
  • 対象:ネットワークエンジニア
  • 難易度:★★★〜★★★★
  • 学習時間目安:150〜300時間

6. ネットワークスペシャリスト試験(国家資格)

  • 概要:高度なネットワーク設計・運用スキルを問う。
  • 対象:中堅〜上級エンジニア
  • 難易度:★★★★
  • 合格率:約18%

クラウド系

7. AWS認定資格(ベンダー資格)

  • 概要:AWSの設計・運用・セキュリティなどを証明。12種類に細分化。
  • 対象:クラウドエンジニア、インフラ担当
  • 難易度:★★〜★★★★★
  • 学習時間目安:50〜150時間

8. Microsoft Azure認定資格

  • 概要:Azureの基礎から応用までを段階的に証明。
  • 対象:Azure利用者、企業システム担当者
  • 難易度:★★〜★★★★

セキュリティ系

9. 情報処理安全確保支援士試験(国家資格)

  • 概要:サイバーセキュリティの専門知識を問う。登録制。
  • 対象:セキュリティエンジニア
  • 難易度:★★★★
  • 合格率:約22%

10. CISSP(民間・国際資格)

  • 概要:情報セキュリティの国際標準資格。実務経験必須。
  • 対象:セキュリティマネージャー、CISO候補
  • 難易度:★★★★★
  • 学習時間目安:300〜600時間

AI・データサイエンス系

11. E資格(JDLA認定)

  • 概要:AI・機械学習の理論と実装力を証明。
  • 対象:AIエンジニア、データサイエンティスト
  • 難易度:★★★
  • 学習時間目安:100〜200時間

12. Google Cloud Professional Machine Learning Engineer

  • 概要:GCP上でのAI・ML設計・運用スキルを証明。
  • 対象:クラウドAIエンジニア
  • 難易度:★★★★

マネジメント・戦略系

13. プロジェクトマネージャ試験(国家資格)

  • 概要:ITプロジェクトの計画・管理・推進スキルを問う。
  • 対象:PM志望者
  • 難易度:★★★★
  • 学習時間目安:200〜300時間

14. PMP(Project Management Professional)

  • 概要:国際的なPM資格。実務経験が必要。
  • 対象:グローバルPM、コンサルタント
  • 難易度:★★★★★
  • 学習時間目安:150〜200時間

これらの資格は、キャリアの方向性や実務経験に応じて選ぶことが重要です。

ベンダー資格」とは、

特定のIT製品やサービスを提供する企業(=ベンダー)が認定する資格のことです。国家資格とは異なり、企業が独自に設けているもので、その企業の技術や製品に関する専門知識・スキルを証明するための資格です。


ベンダー資格の特徴

項目内容
発行元民間企業(例:Microsoft、Cisco、Oracle、AWSなど)
対象技術その企業の製品・サービス(例:Azure、Java、AWSなど)
実務との関連実際の業務でその製品を使う場合に非常に有利
国際性多くがグローバルで通用する資格
更新制度有効期限があるものが多く、定期的な更新が必要

主なベンダー資格の例

資格名ベンダー対象分野
AWS認定資格Amazonクラウド・インフラ
Microsoft認定資格(Azure, M365など)Microsoftクラウド・業務アプリ
Cisco認定資格(CCNAなど)Cisco Systemsネットワーク
Oracle認定JavaプログラマOracleプログラミング(Java)
CompTIA資格CompTIA(非営利団体)IT全般・セキュリティ

ベンダー資格のメリット

  • 実務に直結:企業の製品を使う現場で即戦力になる。
  • 転職・昇進に有利:特定技術のスキル証明として評価されやすい。
  • 国際的に通用:外資系企業や海外でも認知度が高い。
  • 学習教材が豊富:公式トレーニングや模擬試験が充実。

ベンダー資格のデリット・注意点

  • 特定ベンダーに依存:その企業の製品に特化しているため、他社製品には応用しづらい場合も。
  • 更新が必要:技術の進化に合わせて資格の内容も変わるため、定期的な再認定が必要なことが多い。

ビーバーの見解

ITパスポート試験 は「持っていてもあまり評価されない」と言われがちですが、まず基礎固めとして受けてみる価値は十分あります。

特に全くの初心者やITリテラシーに不安がある方にとっては、独学よりもスクールを活用することで効率的に学べ、時間のロスを減らせます。

独学は費用を抑えられるメリットがありますが、自分に合った学習環境を選ぶことが大切ですね。最初の一歩として取り組めば、その後の資格取得やキャリア形成の良い土台になりますよ。

ビーバー

最初の一歩が未来を変えるんだ。
勇気を出して挑戦してみよう!

出典

まとめ

IT資格は就職・転職だけでなく、長期的なキャリア形成にも大きな力を発揮します。今回紹介した人気資格の中から、自分の目標に合ったものを選び、計画的に学習を進めることが成功のカギです。

  • ✅ 自分に合った資格を見極める
  • ✅ 学習スケジュールを立てて継続する
  • ✅ 資格取得後のキャリア活用を意識する

資格は取得して終わりではなく、その後の活かし方が重要です。次に読むべき記事として以下もおすすめです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

大阪在住。副業:ブログ歴11年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。本業:大手ITメーカーエンジニア。このサイトでは行動したいのに、何から始めればいいか分からない人へ、情報を提供します。「自分を変えるための最初の一歩が、ここにある。」 と思っていただけるサイトにしていきます。

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