就職活動や転職、実務に役立つ人気のIT資格とは?【2025年版】

2025年9月現在、日本国内で就職活動や転職、実務に役立つとされる人気のIT資格を、分野別に以下のようにまとめました。
初心者向け・IT全般
1. ITパスポート試験(国家資格)
- 受験資格:年齢・学歴・実務経験に制限なし。誰でも受験可能
- 試験方式・形式:120分、100問(小問形式を含む)、四肢択一式(CBT方式)
- 出題範囲:ストラテジ系(経営戦略・法務など)、マネジメント系(プロジェクト・サービスマネジメントなど)、テクノロジ系(IT基礎理論・ネットワーク・セキュリティなど)の3分野
- 学習時間目安:IT未経験者で150~200時間程度、IT知識がある場合は50~100時間程度
- 合格率・合格ライン:例年の合格率は50%前後。総合評価点600点以上/各分野300点以上が合格条件
- 難易度:★☆☆☆☆
- 受験料・スケジュール:受験料7,500円(税込)。CBT方式のため随時受験可能(全国の試験会場で実施)
- メリット・活用例:国家資格として就職・転職時の基礎IT知識証明に有効。IT分野未経験者の入門資格として企業研修にも多く利用
- 対策ヒント:過去問演習で出題傾向に慣れる、IPA公式シラバス準拠テキストや問題集で反復学習
- 注意点:基礎知識を広く問うため暗記に偏らず、用語理解と事例問題への対応力が必要
2. 基本情報技術者試験(FE:情報処理技術者試験区分)
- 受験資格:制限なし。年齢・学歴・実務経験問わず誰でも受験可能
- 試験方式・形式:CBT方式(通年実施)、一部に筆記(特別措置)あり
- 出題構成・時間・問題数:
- 科目A:90分/60問(四肢択一)
- 科目B:100分/20問(多肢選択式)
- 出題範囲:
- テクノロジ系(基礎理論、システム、開発技術、技術要素など)
- マネジメント系(プロジェクト管理、サービス運用、システム監査など)
- ストラテジ系(システム戦略、経営戦略、法務、企業活動など)
- 学習時間目安:100~300時間程度(IT初心者はやや多めを見込む)
- 合格基準・評価方式:
- 各科目とも1,000点満点。600点以上が基準点。
- IRT(項目反応理論)等で調整された評価点を用いる方式
- 合格率・難易度:
- 近年の合格率:おおよそ20~40%の間。 CB T化後やや上昇傾向あり
- 難易度:★★★(広範囲な知識と理解が要求される)
- 受験料・スケジュール:受験料7,500円(税込)
- 試験は通年(CBT方式)で実施。特定日は春・秋期の筆記実施もあり
- メリット・活用例:
- ITエンジニアとしての基礎知識・技能を証明
- 就職・転職時のアピール材料として
- 上位資格(応用情報、さらに専門系)へのステップに
- 対策ヒント:
- 過去問・模試で出題傾向を把握
- 各分野(特にアルゴリズム・セキュリティ)を重点強化
- 解答速度の訓練を積む
- 分かりにくい理論や用語は反復で定着を
- 注意点:
- 合格=実務力を保証するものではない
- 出題傾向・題材は改定される可能性あり
- CBT方式ゆえ会場予約・時間調整が必要
プログラミング系
3. Oracle認定Javaプログラマ(ベンダー資格)
- 概要:Javaの文法・設計・応用力を段階的に証明(Bronze〜Gold)。
- 対象:Javaを使う開発者
- 難易度:★〜★★★
- 学習時間目安:50〜200時間
4. Pythonエンジニア認定試験(民間資格)
- 概要:Pythonの基礎・実践力を証明。AI・データ分析分野でも活用。
- 対象:Python初心者〜実務者
- 難易度:★〜★★★
- 学習時間目安:30〜80時間
- 合格率:基礎76%、実践48%
ネットワーク・インフラ系
5. Cisco技術者認定(CCNA・CCNP)
- 概要:ネットワーク設計・運用に関する国際的ベンダー資格。
- 対象:ネットワークエンジニア
- 難易度:★★★〜★★★★
- 学習時間目安:150〜300時間
6. ネットワークスペシャリスト試験(国家資格)
- 概要:高度なネットワーク設計・運用スキルを問う。
- 対象:中堅〜上級エンジニア
- 難易度:★★★★
- 合格率:約18%
クラウド系
7. AWS認定資格(ベンダー資格)
- 概要:AWSの設計・運用・セキュリティなどを証明。12種類に細分化。
- 対象:クラウドエンジニア、インフラ担当
- 難易度:★★〜★★★★★
- 学習時間目安:50〜150時間
8. Microsoft Azure認定資格
- 概要:Azureの基礎から応用までを段階的に証明。
- 対象:Azure利用者、企業システム担当者
- 難易度:★★〜★★★★
セキュリティ系
9. 情報処理安全確保支援士試験(国家資格)
- 概要:サイバーセキュリティの専門知識を問う。登録制。
- 対象:セキュリティエンジニア
- 難易度:★★★★
- 合格率:約22%
10. CISSP(民間・国際資格)
- 概要:情報セキュリティの国際標準資格。実務経験必須。
- 対象:セキュリティマネージャー、CISO候補
- 難易度:★★★★★
- 学習時間目安:300〜600時間
AI・データサイエンス系
11. E資格(JDLA認定)
- 受験資格:JDLA認定プログラム修了が必須。試験日から過去2年以内の修了が条件
- 試験方式・形式:120分、100問前後、多肢選択式(CBT形式)
- 出題範囲:応用数学・機械学習・深層学習・開発環境の4分野。深層学習・機械学習比率が高め
- 学習時間目安:講座受講時間 + 自習で100時間前後を見込む場合もある(参考:講座+過去問で対策)
- 合格率・合格ライン:公式には公表されていないが、受験者の報告では60%前後が目安
- 難易度:★★★
- 受験料・スケジュール:受験料は一般33,000円、学生22,000円など。年2回開催(2月/8月)
- メリット・活用例:AIモデルの設計・実装力を証明できるため、データサイエンティスト・AIエンジニアの信頼度アップ、研究/業務での知識活用など
- 対策ヒント:シラバスに沿った分野別重点対策、過去問演習、JDLA認定講座活用、数学・統計の復習を重視
- 注意点:出題範囲は改訂の可能性あり、資格取得が即戦力を保証するわけではない、受験費用・講座費用がかかる など
12. Google Cloud Professional Machine Learning Engineer
- 概要:GCP上でのAI・ML設計・運用スキルを証明。
- 対象:クラウドAIエンジニア
- 難易度:★★★★
13. G検定(JDLAジェネラリスト検定)
- 受験資格:制限なし(年齢・学歴・実務経験問わず誰でも受験可能)
- 試験方式・形式:120分、小問形式160問前後、四肢択一式。主にオンライン(自宅)で実施。2025年から一部会場試験(Onsite形式)も開催あり
- 出題範囲:AI/ディープラーニングの基礎理論、機械学習、ビジネス活用事例、倫理・法制度、AI技術の動向など幅広いリテラシー領域
- 学習時間目安:初心者で50~100時間程度。知識があれば少なめで済む場合もあり。
- 合格率・合格ライン:最近の試験回では70%前後の合格率。直近「第3回」では81.72%の合格率 。ただし、公式には合格ラインは公表されておらず、一般には正答率70 %前後が目安とされている。
- 難易度:★★☆☆☆
- 実装力を問うより理論・概念・応用を問う試験であるため、IT・数学未経験者にはやや負荷あり。
- 受験料・スケジュール:一般13,200円(税込)、学生5,500円(税込)。
- 年間複数回実施。2025年9月6日などの開催が予定されている。
- メリット・活用例:
- AI/ディープラーニングに関する基本的な理解を証明できる
- 企業のDX推進・AI導入プロジェクトに関わる際のリテラシー保証
- 他資格(E資格など)へのステップアップとして有効
- 対策ヒント:
- JDLA公表のシラバスに沿って学習
- 過去問・模擬試験で出題傾向を把握
- 用語理解と応用事例への理解重視
- 定期的な復習と弱点分野の重点強化
- 注意点:
- 合格=実務能力保証ではない
- 出題内容は改訂される可能性あり
- 資格取得後も最新技術へのキャッチアップが必須
ビ-バー初心者の方は、IT検定の次にG検定をオススメします。
企業における生産性向上に向けたAIを含むデジタル技術の活用は近年重要性を増しており、専門人材の育成や確保に力を注いでいる。スズキ以外では、三菱商事も27年度からAI資格を管理職の昇格の要件とする計画が報じられており、今後同様の動きが他の日本企業の間で広がっていく可能性がある。スズキはAI資格の例として、日本ディープラーニング協会が実施する検定試験「G検定」を挙げている。出典:AI技能が出世の必須条件に、スズキは全役員に資格取得求める-27年目
引用:AI技能が出世の必須条件に、スズキは全役員に資格取得求める-27年目標
マネジメント・戦略系
14. プロジェクトマネージャ試験(国家資格)
- 概要:ITプロジェクトの計画・管理・推進スキルを問う。
- 対象:PM志望者
- 難易度:★★★★
- 学習時間目安:200〜300時間
15. PMP(Project Management Professional)
- 概要:国際的なPM資格。実務経験が必要。
- 対象:グローバルPM、コンサルタント
- 難易度:★★★★★
- 学習時間目安:150〜200時間
これらの資格は、キャリアの方向性や実務経験に応じて選ぶことが重要です。
「ベンダー資格」とは、
特定のIT製品やサービスを提供する企業(=ベンダー)が認定する資格のことです。国家資格とは異なり、企業が独自に設けているもので、その企業の技術や製品に関する専門知識・スキルを証明するための資格です。
ベンダー資格の特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行元 | 民間企業(例:Microsoft、Cisco、Oracle、AWSなど) |
| 対象技術 | その企業の製品・サービス(例:Azure、Java、AWSなど) |
| 実務との関連 | 実際の業務でその製品を使う場合に非常に有利 |
| 国際性 | 多くがグローバルで通用する資格 |
| 更新制度 | 有効期限があるものが多く、定期的な更新が必要 |
主なベンダー資格の例
| 資格名 | ベンダー | 対象分野 |
|---|---|---|
| AWS認定資格 | Amazon | クラウド・インフラ |
| Microsoft認定資格(Azure, M365など) | Microsoft | クラウド・業務アプリ |
| Cisco認定資格(CCNAなど) | Cisco Systems | ネットワーク |
| Oracle認定Javaプログラマ | Oracle | プログラミング(Java) |
| CompTIA資格 | CompTIA(非営利団体) | IT全般・セキュリティ |
ベンダー資格のメリット
- 実務に直結:企業の製品を使う現場で即戦力になる。
- 転職・昇進に有利:特定技術のスキル証明として評価されやすい。
- 国際的に通用:外資系企業や海外でも認知度が高い。
- 学習教材が豊富:公式トレーニングや模擬試験が充実。
ベンダー資格のデリット・注意点
- 特定ベンダーに依存:その企業の製品に特化しているため、他社製品には応用しづらい場合も。
- 更新が必要:技術の進化に合わせて資格の内容も変わるため、定期的な再認定が必要なことが多い。
ビーバーの見解
ITパスポート試験 は「持っていてもあまり評価されない」と言われがちですが、まず基礎固めとして受けてみる価値は十分あります。
特に全くの初心者やITリテラシーに不安がある方にとっては、独学よりもスクールを活用することで効率的に学べ、時間のロスを減らせます。
独学は費用を抑えられるメリットがありますが、自分に合った学習環境を選ぶことが大切ですね。最初の一歩として取り組めば、その後の資格取得やキャリア形成の良い土台になりますよ。



最初の一歩が未来を変えるんだ。
勇気を出して挑戦してみよう!
出典
- エンジニアにおすすめのIT資格一覧!国家資格からベンダーまで徹底解説【2025年9月最新】 | Qiita Job Change
- 【2025年最新版】IT資格ロードマップ|キャリア別おすすめルート徹底解説! – CAREER ACCOMPANY
- これからくる資格ランキング TOP10(2025年版) – NEWS DAILY
- 「E資格とは – 一般社団法人日本ディープラーニング協会」 一般社団法人日本ディープラーニング協会〖公式〗
- 「E資格の難易度は?未経験で合格するための勉強時間・勉強方法を解説」 AI資格ナビ(AI資格の合格を徹底サポート)
- 「E資格の受験フローは複雑?受験の手続きや試験日当日の流れを徹底」 キカガク
- 「JDLA Deep Learning for ENGINEER(E資格)概要」 pearsonvue.com
- 「E資格の試験方式・シラバス」 CAD Lab+1
- 「E資格の費用・取得にかかるコスト」 ai-kenkyujo.com
- ITパスポート試験(IPA)シラバス
- IPA:基本情報技術者試験 試験情報・概要 情報処理推進機構
- IPA:情報処理技術者試験 総合概要 情報処理推進機構
- Wikipedia:「基本情報技術者試験」 ウィキペディア
まとめ
IT資格は就職・転職だけでなく、長期的なキャリア形成にも大きな力を発揮します。今回紹介した人気資格の中から、自分の目標に合ったものを選び、計画的に学習を進めることが成功のカギです。
- ✅ 自分に合った資格を見極める
- ✅ 学習スケジュールを立てて継続する
- ✅ 資格取得後のキャリア活用を意識する
資格は取得して終わりではなく、その後の活かし方が重要です。次に読むべき記事として以下もおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


